コンセプトは非常に魅力的。あとはどれだけ理想を現実に落とし込めるか…

グルメちんぽの皆さまに向けて

「TENGA」のレビューを書くのはちょっと久しぶりかも。
というのもホッパではあまり「TENGA」販売に力を入れていないからなのです。
(と書いちゃうとちょっと語弊がありますが)

店舗があった時代はライトユーザー様も多くカップがよく売れたりしたのですが、無店舗になった現在はコアなユーザー様が多数となっておりますので、「TENGA」に限らずそもそもカップ関係が全く売れないのです。

皆さん目…いやちんちんが肥えてますからね。
(グルメちんぽと呼びましょう)

そのため、「TENGA」製品もセレクトして取り扱っているわけです。

今回、久々に取り扱った「TENGA」製品の「MOOVA」ですが、非常に魅力的なコンセプトです。
詳しくはページ内にある公式動画を御覧頂くのが早いでしょう。

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『その動き、新感覚。』
回り、吸い付き、絡みつく。新感覚スピニングホール【ムーバ】誕生。
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電動ではないのに回転運動がコンセプトのオナホです。
これは興味が湧かないわけがありません。


外側の螺旋状のものはオナホではなくケースです

外観を御覧頂くとちょっと特殊な蛇腹形状ぽく見えますよね?

実はこれ、オナホじゃありません。
ケースなのです。
自分、最初はこれがオナホだと思っていたんですよね。
でも特殊な形状のケースだったのですよ。
材質はポリプロピレンってやつなのかな?
若干の弾力はありますが、オナホとは全く違う材質です。
何に近い素材だろう…靴底に使われているゴムとか?

このケースは底に小さい穴が開いております。

使用中にこの穴を指で押さえる事によりバキュームが発生して、特殊蛇腹のケースが回転するという面白い仕組みなんですよね。
この動きは動画でご確認下さい。
これが「MOOVA」最大の売りですよ。


ケースの中にオナホが入っております

外側の螺旋状のものはオナホではなくケースという事がわかりました。
オナホはケースの中に隠れていたのです。
オナカップの亜種と言うか、ケース付オナホの仲間というべきか。

ケース付オナホといえば
「フレッシュライト」
「空笑幻視-スモーキングファントム-」
このあたりを思い出しますね〜。

ではケースの中身を御覧ください。
中身は良く言えばスタイリッシュ!
明け透けにいえば肉薄で小さい!
とはいえケース付と思えば当然のサイズではあるのかな〜とも思います。

内部構造はこんな感じです。


内部は割とシンプルに見えますね。
特筆すべきものは無いですw
「MOOVA」において内部構造はオマケみたいものですから。


挿入時の印象や締まりについて

使用方法はスタンドキャップを引き抜いて中にローションを入れて下さい。


ちなみにこのレビューは「ホワイト」のレビューとなります。
ちょっと柔らかい素材の方ですね。
「ハード」の使用感はヒロキが書く別記事でご確認下さい。

さてさて挿入時の印象ですが、ケースがそもそもそんなに大きなサイズではありません。
(「くノ一淫法　触手裏剣」の本体くらいのサイズ)



そのためかやはり狭いと感じましたね。
オナカップ特有の感想と酷似しております。

持ちづらかったり重くなったり高額になったり色々な事情があったのでしょうが、個人的にはもう少しだけ大きなサイズのケースにしてほしかったですね。

「シルキーホワイト」は「ロッキーブラック」よりもソフトな弾力なのですが、それでもMETEO(メテオ)でいうところの普通(0)か柔(-1)くらいですね。
ケースの締め付けと相まって、決して低刺激とは言えないと思います。
それでもこれくらいの刺激バランスなら万人受けレベルですけどね。
そこいらのキツイだけのカップと比較したら非常に良い具合です。


回転ギミックと使用感について

今回の一番のポイントはとにかくコレ!
回転するギミックですよね。

底面にある小さな穴を指でふさぐ事によりバキュームが発生。
その状態でストロークするとケースが回転するのです。
 

より詳細な動きを知りたい方は、動画を御覧頂くのが手っ取り早いですH(^_^)P

この回転の具合はどうなのか?
皆さんが一番気になるポイントだと思います。

ん〜回転ですが…思ったより回転しませんでしたねorz

公式動画を見ると結構な回転に見えたので楽しみにしていたのですが、回転力を高めるためには「ストローク幅を広くとる」必要があったのです。
確かに公式動画を見ると試験管?の瓶はとても長いものになっていますよね。
でも自分のおちんちんは試験管みたいに長くないのでそこまで回転しないのです。
恐らく1/4回転くらいもすれば十分かと。

それでも無回転よりは多少なりとも回転の恩恵にあずかれるような気がしないでもないです。
気がしないでもないというくらいです。

内部構造についてはよくわかりません。
ケースの締め付けによる圧迫感と、途中の狭い部分のコリコリ感でイク感じです。

脳内で「これはローリングフェラだ!」と補完してみるとちょっと感度が高まるかもw


お手入れについて

お手入れに力を入れる「TENGA」らしく、非常に快適な洗浄と乾燥が可能です。
 

中のオナホだけ取り出して別で洗えます。
ひっくり返しも余裕だったと感じました。

キャップは裏返して乾燥スタンドにも出来るそうで、至れり尽くせりですね。

ケースにオナホを収納する時はちょっとコツが必要です。

オナホ単体をケースに入れようと思ってもグニャグニャして上手く収まりません。
キャップの乾燥スタンドにオナホを挿したままケースに収納するとちゃんと中に入っていきます。
是非試してみて下さいね。




まとめ

非常に面白いコンセプトで質の高い専用ケースも出来が良かったです。
後はしっかり回転するようなギミックの修正をしつつ、オナホ(構造)の作りこみをもう少し頑張りさえすれば、革命だったなと思うとちょっと残念です。
もしかしたら水面下ではBIGサイズ版を開発しているのかな?

宜しければ一緒にオナホ開発させて頂けませんかTENGAさん!!(チラッ)

使用感は今までのカップよりは良いけど、気持ち良いハンドホールには到達出来ず。
でもスタイリッシュな見た目とコンセプトは抜群なので、そのあたりが噛み合えば本当に向かうところ敵なしのメーカーさんになるでしょうね。
いや…… 今ですら向かうところ敵なしでしたorz
弱小メーカーがアレコレ書いてごめんなさい(卑下) (とくっち)