解説
オナホールを、コンニャクなどで代替する話を聞いたことはあるかもしれない。
では、ローションを自作できることは知っているだろうか。
コンニャク同様に、片栗粉や小麦粉という食材を使うのである。
「ローションについて(粉末ローションの使い方)」で粉末ローションの安さについて述べたが、片栗粉や小麦粉なら100均で買える。
しかも粉末と同様、少量で大量に作ることができるので、コスパの良さで言えば究極的である。
とにかく安く抑えたい人や、ローションがなくなった緊急事態の際は、自作ローションを試してみよう。
自作ローションに使う材料
・水 100ml
・片栗粉/小麦粉 小さじ1杯
・小鍋
・保存容器…ペットボトルなど
自作ローションの作業手順(鍋で作る)
①水100mを鍋に入れて軽く沸騰させる
100mlのローションは、1回のオナホールプレイでは使い切れないくらいの十分な量だ。
「ペペローション」など一般的なローションの容量は360ml。
なのでボトルローション1本分を作りたい場合は、300mlの水に対して、片栗粉を小さじ3杯が目安だ。
使いたい量の水を小鍋に入れて、火にかけて沸騰させる。
底に気泡が出始めたら、火を止めるタイミング。
沸騰させすぎると水分が蒸発して量が減る上に、冷ます時間が長くなってしまうので気を付けよう。
②小さじ1杯の片栗粉を投入
沸騰したお湯をかき混ぜながら、振りかけるように片栗粉を投入する。
一か所にまとめて投入すると、ダマができやすくなるので要注意。
全体に、トロみのある透明な液体になれば完了。
なお、あらかじめ水と片栗粉を混ぜておいてから火にかけてもOKだ。
③80℃以下になるまで冷ます
火傷防止と保存容器の耐熱のために、作ったローションを放置して十分に冷まそう。
PET(ポリエチレンテフタレート)が素材のペットボトルは、-15℃~50℃程度が温度範囲。
ホット用ペットボトルでも、85℃が耐熱温度である。
使用する保管容器に合わせて、必ず冷まそう。
④容器に移して補完する
十分に冷えたら、ペットボトルなどの保管容器に移し替える。
漏斗を使えばこぼすことがないので便利だ。
もちろん一回で使い切ったり、あまった分を捨てるなら移し替える必要はない。
100円ショップで売っている、片手でプッシュして取り出せるディスペンサータイプだと、使う時に便利なのでおすすめ。
片栗粉を使ったローションの自作は以上の工程である。
所要時間は15分程度なので簡単に行える。
自作ローションの作業手順(電子レンジで作る)
鍋に火をかけるのではなく、電子レンジで作ることも可能だ。
その場合の工程は以下の通り。
①水に溶かした小麦粉や片栗粉を、電子レンジで30秒ほど温める。
②取り出してからスプーンなどでかき混ぜる。
③再び電子レンジに入れて30秒ほど加熱。
④好みのとろみになるまで、②と③の工程を繰り返す。
自作ローションの注意点
①片栗粉の量
投入する片栗粉の量が最も重要である。
多すぎるとダマができやすくなる上に、スライムのようにドロッとなってしまう。
逆に少ないとシャバシャバの液体になって、潤滑液としてのローションの役割が果たせない。
片栗粉を多く入れてしまった際は水を足せば良いが、無駄に大量のローションができてしまう。
なので最初は、少な目に投入して作る方が良い。
そして後で片栗粉を足せば、自分好みの粘度が探せる上に、作る量も適量で済むからだ。
②保管容器の耐熱温度
作業手順で説明したように、保存容器が溶けないように耐熱温度に気を付けよう。
十分に冷まさない内に容器に移すと、熱で素材が溶けて有害物質と異臭が発生してしまう。
③保管方法と日数
主成分が水と食材になるため、空気に触れるとしだいに劣化して腐りやすくなる。
そのまま使うと局部への炎症も生じかねない。
保管する場合は必ず冷蔵庫に保管し、少なくとも1週間以内に使い切ることを心がけよう。
またお風呂用などで大量に使うことを目的としない場合は、作りすぎないようにを気を付けよう。
一週間でどのくらいのローションを使うのかを把握し、無駄なく消費して適切に保管してほしい。
片栗粉/小麦粉以外の材料でローションを自作する。
■ポリアクリル酸ナトリウム
【特徴】
ポリアクリル酸ナトリウムは、少量で大量のローションを作ることができる。
通販サイトでは、100gで1000円ほどで購入できてコスパも良い。
一般的なローションの主成分として使用されており、吸水性に優れているためにヌルヌル感が抜群。
その分、長時間使用すると肌水分が吸収されてしまう可能性もあるが、お風呂用ローションなど大量に使いたい時には重宝する。
【作り方】
電子レンジや電子ケトルなどで用意した100ccのお湯に、1~1.5g程度のポリアクリル酸ナトリウムを溶かす。
ダマができないように少しずつ、振りかけるように投入しながらかき混ぜ、とろみが出たら完成。
好みの粘度に合わせて、粉末の量を調節して仕上げる。
【保管方法と日持ち】
片栗粉/小麦粉で作ったローションと同様、約1週間、日持ちする。
容器に移し替えて冷蔵庫で保管しよう。
大量のローションが必要な時に適しているので、オナホールプレイで使う際には不向き。
なお保水性に優れ、愛液の代替としても使われるグリセリンを一緒に溶かすと、肌へのダメージを抑えることができる。
グリセリンは乾きにくいので、温感作用もある。
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