
エロさを排除したパッケージです。
女の子が描かれていなくて、使い方の説明図だけ。
店頭で見ると、チンコ増大ポンプのたぐいかと思ってしまいそうな雰囲気です。
でもこれ、オナホなのよね。
ベタつきはなく、「TENGA」でよく使われるような白いコシのある素材です。
臭いは気になりません。
新しい使い方の提案ということで、ちょい長め、薄手で玉袋まで納める設計のオナホですね。
靴下をはかせるように半分たぐって、ホール側にローションを少量付け、勃起させた状態で亀頭をあてがいます。
そして少しずつ出し入れしながら奥までちんちんを納めます。
一番奥、つまりちんちんの先っぽに当たる部分には小さな穴があいています。
ということは、分類としては、貫通型ホールになります。
ちんちんが奥に収まったら、残ったオナホの半分をちんちんの根元に履かせていき、玉袋まで納めてしまいます。
入り口にベロが付いていて、玉袋をナメ刺激するタイプのオナホはたまに見ますよね。
「ロングスライド」はそれらとは違い、玉を刺激するのではなく、丸ごと飲み込んで股間に密着させるための設計なのです。
勃起していれば、手を離しても外れません。
ちんちんは左足と右足の間に生えた第三の足。
英語でもちんちんのことをミドルレッグと言いますよね、その中足にもロングスライドという名の靴下をはかせちゃいましたってわけですよ。
使い方は言葉で説明するとちょっとめんどくさいけど、図を見れば一発でわかるお!
利き手で先っぽの部分をつまんで(中に納められた亀頭まではつまみません)、垂直に引っぱります。
もう片方の手は、「ロングスライド」がちんちんからすっぽ抜けないように根元を押さえます。
するとちんちんの外側の薄肉オナホ素材がエキスパンダー状態となりますね。
中に納められたちんちんは、皮が引きはがされるような強制バキューム状態となり、オナホ内部のヒダは引き伸ばされて連動運動します。
引っぱっては戻すの繰り返しで、ヒダは間隔が伸びたり縮んだりして摩擦刺激するわけです。
一見、ちんちんの皮を戻す方向への運動で包茎促進になるかと心配しましたが、案外戻らないものです。
先ほど貫通型と書きましたが、こういう使い方のために、バキューム効果はそこらの非貫通オナホと比べ物にならないほど激しく感じます。
先っぽの穴は引き伸ばすためにつままれているわけで、空気が入り込むことがないのですね。
すっぽ抜けないし、バキュームによる圧迫感はあるから、どちらかというとキツい方になるとは思う。
でも普通のオナホで言う押し出されるキツさと逆で、抜け出せないキツさ。
思い返してみれば、長さに余裕のあるオナホを使って、気まぐれにこのエキスパンダー的な使い方をしたこと、あります。
たいていの人はあるんじゃないかな?
この「ロングスライド」は、肉薄設計で最初から最後までエキスパンダー使いができるというわけ。
肉厚だと伸ばしにくくなるからね。
実際この使い方が気持ちいいかというと、ヒダのパターンが単純すぎてボコボコっとした感じだけなのが残念でした。
面白味とかエロさが欲しかった。
エキスパンダーオナニー自体は全然アリなんですお。
もう少し固い素材で、超複雑なパターンを刻んでおいてウネウネさせたらちんちんはもっと喜ぶと思うなあ。
∬゜ΘωΘÅ的にオススメの使い方は、垂直ではなく、上下左右、ちんちんを倒す方向に引っぱることです。
右にちんちんが倒れる方向に引っぱると、左側がより伸ばされ、左に倒すと右側がより伸ばされますね。
刺激を与える場所をコントロールでき、ヒダの単純さをある程度カバーできます。
ローションはサラサラな方がスライド動作がしやすくなりますよ。
薄手オナホなので、裏返し洗浄はらくちん。
ただし長いため、洗浄後の乾燥は表裏それぞれにおこなう必要があります。
ヒダ側を表にして乾燥させても中側に水分が残るということです。
また両手を使うオナニーのため、片手でマウス操作などオカズセレクトができないことも減点対象とさせていただきます。(きぐにゃん/2014/3/27)

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